※Wikipediaより
手使海 ユトロ(てしかい ユトロ、男性)は、日本の作曲家・編曲家、シンセサイザー奏者、音楽プロデューサー。日本音楽著作権協会会員[要出典]。本名は小笠原 寛、かつて本名名義で活動していた[要出典]。神奈川県横須賀市出身。清泉小学校、栄光学園中学校、神奈川県立横浜翠嵐高等学校を経て、國學院大學法学部法律学科卒業[要出典]。新丸ビル法律事務所(当時)。ポニーキャニオン/NAVレコード(当時)制作部。趣味は料理、ケーキ作り。
経歴
本名名義でアニメや映画、様々なアーティストの作曲/編曲を手がけていたが、1993年頃に手使海ユトロと改名。「銀河の魚」「ファンタスマゴリア」「青空画報」「クジラの跳躍」と、相次いで発表されたデジタルコンテンツの音楽担当として脚光を浴びた。ロシア国民楽派を志向し、大陸的で幻想的な音楽を構築するアンビエント音楽の作曲家。代表曲に「風たちとの出逢い」(世界ウルルン滞在記)、「酸っぱい経験」(多岐川裕美)などがある。
2010年11月、横浜APECレセプションでは、プログラムされたバックトラック+尺八演奏家・三橋貴風、二十弦箏演奏家・外山香と共にライヴを行い、オリジナル曲「夢海路」を披露した。
2011年、器楽曲音楽ユニット『夢幻華紋』を結成。7月1日、横浜関内ホール大ホールで東日本大震災復興支援ライブを行った。
2012年9月30日にやはり東日本大震災復興支援として横浜関内ホール大ホールでコンサートが行われ、賓客として高円宮妃久子、林文子横浜市長、女優の五大路子などが鑑賞した。2013年9月14日、毎日放送主催の京都、東寺での音舞台に出演した。
2014年11月4日には神奈川県民ホールで行なわれた出身校の横浜翠嵐高校創立100周年記念演奏会で音楽監督を務める。同年頃よりボランティアで横浜市瀬谷区にある横浜市の歴史体験施設『長屋門公園』の古民家でのライブをプロデュース。数々のアーティストを招聘するほか、自身も数回出演、演奏している。同年以降、横浜市瀬谷区にある歴史体験ゾーン「長屋門公園」の築300年の古民家でアーティストブッキングプロデュースをサポートしている。
2016年11月3日に横浜の「かなっくホール」で「メタモルフォーゼ」コンサートを開催、オリジナル組曲「東方見聞録」発表。同日、「東方見聞録」のCDがジェイズミュージックよりリリースされた。
2017年12月より町田市にあるライヴレストラン「まほろ座 MACHIDA」に於いて、アーティストブッキングプロデュースをサポートしている。
2022年より新たにイレギュラー編成の室内楽カルテット「Neo Primary Quartet(フルート・ヴァイオリン・チェロ・ハープ)」をプロデュースしている。
受賞歴
- 第8回東京音楽祭編曲賞
- 第9回東京音楽祭銀賞
- 第14回放送文化基金奨励賞
- 第6回国際エレクトリック・シネマフェスティバル/グランプリ
- 1993 ハイビジョン・アワード/選定委員長賞
- 1993 IMAGE DU FUTURA
- 1993 毎日映画コンクール/大藤信郎賞
- AMD Award Digital Contents of the Year ’95/郵政大臣賞
- MULTI MEDIA GRAND PRIX ’95/エンターテイメント賞
- MULTI MEDIA GRAND PRIX ’96/教育教養賞
- 1997年度/橋田壽賀子賞・高柳記念企画賞
- 1999年・文化庁メディア芸術祭アニメーション部門/大賞
- 2001年・文化庁メディア芸術祭アニメーション部門/優秀賞
音楽を手がけた作品